勉強のすすめ方
前回のブログで勉強法を紹介しました。
今回は、『ではどの教科から進めればよいか?』について書きたいと思います。
まず国家試験科目には
・社会・環境と健康
・人体の構造と機能及び疾病の成り立ち
・食べ物と健康
・基礎栄養学
・応用栄養学
・栄養教育論
・臨床栄養学
・公衆栄養学
・給食経営管理論
があります。
この中で最も好きな教科から解く。(苦手な教科から解くと挫折しやすい)というのも良いのですが、おすすめは「人体の構造と機能及び疾病の成り立ち」から解くということです。
なぜかというと、人体の分野は他の分野の基礎になる科目なのです。この分野は解剖生理学や生化学分野が当てはまりますが、臓器のことをわかって初めて臨床栄養学が理解できます。生化学のことが理解できると基礎・応用栄養学のこともわかりやすくなります。そして、応用栄養学は栄養教育論、公衆栄養学、臨床栄養学ともつながっています。
実は、勉強というのは科目ごとには分かれていますが、どこかで必ずつながっているのです。
なので、どの教科も大事であり、一つ一つ確実に克服していくことにより、いつの間にか全教科のレベルがアップします!
騙されたと思って、確実に勉強していってください☆
主に暗記だけの教科は早くとりかかると国家試験直前には忘れてしまう恐れがあります。
逆に国家試験まで時間がない!という人には、公衆栄養学や社会・環境と健康などを勉強すると短期間で一番得点を上げやすいと思います。
そしてもう一つ、勉強において大事なのは
基礎は質。応用は量。
基礎はきちんと理解することが大事です。
応用はいろんな問題の出し方があるので、いろんな問題にふれ慣れることが大事です。
まずは基礎科目を理解し、合格を目指しましょう!