合格するぞ!管理栄養士国家試験

管理栄養士国家試験についてのあれこれや、過去問の解説、勉強法や管理栄養士の仕事などについても書いていこうと思います。 

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29回食後の脂質代謝の簡単な解説

 今日は第29回84番の問題解説です。

 

この問題も前回、前々回のブログで説明済みのところが多いので、既出のところは簡単に解説するので、わからない人は以前のブログを参考にしてくださいね。

 

では、問題。

84 食後における脂質の臓器間輸送と体内代謝に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

(1)肝臓において、トリアシルグリセロールの合成が亢進する。
(2)肝臓から、カイロミクロン(キロミクロン)が分泌される。
(3)肝臓において、ケトン体の生成が亢進する。
(4)筋肉において、エネルギー源としての遊離脂肪酸の利用が亢進する。
(5)脂肪組織において、遊離脂肪酸の放出が亢進する。
 
正しいのは一つです。
どうですか?
わからなかった人は、解説へGO!
 
 
解説
(1)肝臓において、トリアシルグリセロールの合成が亢進する。
トリアシルグリセロール=中性脂肪
食後なので、もちろんTGの合成は亢進します!
よって正解〇
 
(2)肝臓から、カイロミクロン(キロミクロン)が分泌される。
食後はカイロミクロンの合成がUPします。
しかし、食事は小腸から吸収されます!(ここ説明まだでした。)
よって肝臓は間違い✖です。
ちなみに、小腸から吸収されたカロミクロンは肝臓でVLDLになり、全身を巡ります。(カイロミクロン、VLDLともリポたんぱくです)
 
 
(3)肝臓において、ケトン体の生成が亢進する。
ケトン体は空腹時に生成されます。
よって間違い✖。
 
(4)筋肉において、エネルギー源としての遊離脂肪酸の利用が亢進する。
この設問は空腹時のことですね
食後、遊離脂肪酸は脂肪組織に取り込まれ脂肪となります。
よって間違い✖。
 
(5)脂肪組織において、遊離脂肪酸の放出が亢進する。
これも、空腹時の説明になります。
よって間違い✖。
 
正解(1)
 
いかがでしたか?
 
ほとんど既に説明済みだったので、とても簡単な解説になってしまいました?
 
続けて問題を解いている人は、脂質代謝の理解できてきたかな?
 
頑張ってくださいね!
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