管理栄養士国家試験はなぜ3月？
管理栄養士の試験は3月にあり、合格発表は5月ですよね。
これはなぜ、と思いませんか？
私の先輩の時代は、管理栄養士の試験が5月だったので、3月になっただけでもすごい進歩だったのです。
この時から、せめて3月に試験を（働いてからの試験は大変なので）という意見が多く、栄養士会はじめ多くの方々の働きかけでやっと3月に試験を行うということになりました。
しかし、さらに試験を早めて結果を3月中にしたい！という意見が多いので、とうとう平成30年の国家試験から3月に結果発表まで行われることになったようです。現在平成28年3月なのであと２年後ですね。
現在、管理栄養士採用で就職内定をもらっていても、もし国家試験が不合格だったらどうなるのでしょうか？
一般に即解雇というのはあまり聞いたことがありません。
多いパターンが栄養士採用に変更、もちろん管理栄養士手当ては出ないです。
しかし、もし雇う側が病院などの栄養指導の人材補充として考えていたなら、クビになってっも文句は言えません。ただ、どうしても管理栄養士がほしいところは、最初から管理栄養士免許見込みの人はとらない（新卒はとらない）可能性が高いと思います。
なので、働きながら次回チャレンジするという人が多いようです。
しかし、過去にも書いたように働きながらの勉強は大変なようで合格率も低いです。
なので、管理栄養士養成校卒業の人は、国家試験は早めに受かるに越したことはないです。
長い歴史の中で、もともとは管理栄養士は国家試験もなく申請して得られる免許だったものが、今は国家試験に受からないと取得できない、つまり確実に管理栄養士の社会的地位が上がって、認められてきいます。
今後も食の重要性はますます高まってくることと思いますので、一人一人が素敵な管理栄養士目指して頑張りましょうね！
