合格するぞ!管理栄養士国家試験

管理栄養士国家試験についてのあれこれや、過去問の解説、勉強法や管理栄養士の仕事などについても書いていこうと思います。 

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核酸についての基礎知識とキーワード

人体の構造~の分野の2問目は…とみていくと、『糖質に関する記述』や『糖質と脂質についての記述』もよく出ています。これは『糖質や脂質の代謝』とも関連するのでそのときに詳しく解説します。

 

今日は人体の分野の2、3問目にはほぼ出題されている『核酸について』お話ししたいと思います。

第28,29回では核酸に関する記述である。正しいのはどれか。一つ選べ。

第27回では核酸と遺伝子に関する記述である。第26回では、染色体と核酸についての記述である。となっています。

 

この核酸、遺伝子などの分野は基礎となることなので、もう一度教科書などでしっかりと復習することをおすすめします。

細胞小器官のようにいくつか覚えるだけ、とはいかないのですが?、各回を見てキーワードとなる単語は

 ポリメラーゼについてです。

この単語は毎回の設問に出てくるので、DNAポリメラーゼ、RNAポリメラーゼ、ポリメラーゼ連鎖反応などの違いは必ず明確にし、同時に核酸の分野の基礎からの勉強を過去問の前にみてみましょう!

 

ポリメラーゼとは?⇒ 重合酵素のこと。

DNAポリメラーゼは、DNAを鋳型として二本鎖DNA(相補的なDNA鎖)を合成する酵素のこと。

RNAポリメラーゼは、DNAの情報をmRNAに転写する酵素のこと。

ポリメラーゼ連鎖反応⇒別名PCR。DNAポリメラーゼを利用して特定の領域のDNAを増幅させる実験手法のこと。

 

これらを読んでもピンとこない人は、まず核酸についての基礎知識を頭に入れる必要があります。

ということで、 最低限の基礎知識を簡単に以下にまとめてみました。

 

そもそも核酸とはDNAとRNA。

どちらもヌクレオチド(塩基+五炭糖+リン酸)が多数連なって(ポリヌクレオチド)となってできている。

塩基⇒DNAはアデニン(A)、グアニン(G)、シトシン(C)、チミン(T)の4種類

   RNAはアデニン(A)、グアニン(G)、シトシン(C)、ウラシル(U)の4種類

五炭糖⇒DNAはデオキシリボース、RNAはリボース

構造はDNAは二本鎖、RNAは一本鎖

 

遺伝子は核に存在するDNAに書かれている遺伝情報のこと。(RNAウイルスは例外)  これをもとに、体の様々な部分がつくられていく。

遺伝情報はDNA→RNA→たんぱく質の順に伝達される。

DNAからmRNAを転写(細胞核内で行われる)、RNA→たんぱく質を翻訳という。

RNAにはmRNA(メッセンジャーRNA),tRNA(転移またはトランスファーRNA), rRNA(リボソームRNA)がある。

たんぱく質の情報をコピーするのがmRNA、その情報をもとにtRNAがアミノ酸を運んできてくれます。アミノ酸が多数連なってたんぱく質ができますね。そのたんぱく質合成の場となるのがrRNAとなります。

 

とりあえず基礎知識を書きました。

これだけでは、過去問すべては解けませんが、次回からの核酸に関する過去問を解きながら少しづつ知識を増やし理解していきましょう!

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